こんにちは、有限会社デュアル改め、有限会社 Daisies 取締役の小倉なおよです。
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
ここに、社名変更のご報告と、新屋号の由来を記させてください。
私が「デイジー」というハンドルネームを使うようになったのは、2013年1月のこと。
主宰するウェブサイト「ワクワク海外移住」内で、ブログを書きはじめたのがきっかけでした。
西洋ネームをもつなんて、当時はめちゃくちゃ恥ずかしかったのですが、今ではすっかり定着。
マレーシア人からはもちろん、日本人からも「デイジー」の名で呼ばれることが多くなり、今では何の照れもなく返事をしています。
クアラルンプールを拠点に、マレーシアと日本を行き来する生活も、7年目に突入。
気がつけば、日本で営む法人「有限会社デュアル」が、私が参画して今年で20年目を迎えました。
(創業は1997年なので、今年22歳です)
実はこの「デュアル」という社名は、私自身が名付けたものではありません。
そのせいなのか、はたまた創業メンバーでない私だけが結果的に会社に残るかたちになってしまったせいなのか、どこかしっくりこないと言いましょうか、小さな遠慮のようなものをずっと抱えたままおりました。
それゆえ、社名の由来を尋ねられても「創業者は、〜という意味で付けたようです」みたいな曖昧な受け答えになっていました。
我ながら、よくもまあそんな状態で20年も過ごしてしまったものだなあと思います。
単純に慣れてしまったせいもありますが、どこかで法人とは、自分が仕事をするための単なる「器」に過ぎないと思っていたせいかもしれません。
しかし、近年、ブランディングのお手伝いという仕事を通じて、「何のためにビジネスをしているのか」「誰の役に立ちたいのか」という問いをクライアントに投げるようになったとき、それはそっくり私自身に返ってきました。
そこで、遅ればせながら社名に命を、自分の思いを吹き込みたいと思うようになったのです。
デイジー(daisy)は言わずと知れた花の名前で、西洋では女性名(犬や猫の名前にも!)によく使用されますが、実は「第一級の人」「逸品」という意味があるのだそうです。
これは今、まさに私自身が行っている仕事、「ビジネスの価値をカタチにして、必要な人に届けること」を言い表しているという偶然に驚き、同時にこのハンドルネームを今日まで使ってきたことに心から感謝しました。
(ちなみに私に「デイジー」の名を与えたのは、およそ8年前、当時2歳だった長男です)
私自身が”第一級の人”をめざすのはもちろんですが、
率いるのは、”第一級のクリエイティブチーム”でありたい。
そのチームが提供するアウトプットは、”逸品”でありたい。
そんな願いを込めて、「daisy」の複数形の「daisies」を新たな社名として冠することに決めました。
私がこの小さな会社で、旗を降るようになって20年。
有限会社Daisies(デイジーズ)を、どうぞ改めてよろしくお願い申し上げます。
2019年9月吉日
有限会社 Daisies 取締役 小倉なおよ