あなたの今年のテーマは何でしたか?
私は「2021年、宇宙の旅」でした。
ちょうど1年前、コロナで再びロックダウンの気配が迫り来るマレーシアで、私はとても怯えていました。
この先、一体どうなってしまうんだろう。
2020年度のマレーシアへの新規留学生は、まだ一人も入国できていない。
在学生は入国にひどく時間がかかった。
何ヶ月も待った子もいた。
学校はリアル授業を再開する気配がない…
2014年から積み上げてようやく結果がではじめていた留学事業が、コロナという得体の知れないものによって、ガラガラと音を立てて崩れていくような気がしていたのです。
「風の時代に入った」と、世間ではさかんにいわれていた頃。
私はスピリチュアルはどちらかというと苦手だったし、地を這いながら進むタイプ。
このままでは、本当に立ち行かなくなるかもしれない。
ふと気を緩めると、すぐに恐れと不安に支配されそうな状態でした。
あえて大きなものに身を委ねてみた
そんな中でもわかっていたことはひとつ。
今までの自分のやり方を手放さないといけないんだ。
泣きたいほど不安でも。
膝が震えるほど怖くても。
だから、あえて自分らしくない(笑)大きなテーマを掲げ、
怖いので他力を借りて(笑)
でも、「目の前に来たものは絶対につかむ」
それだけ決めて、身を委ねることに決めました。
そうしたら、突然、今の自分がめざすべき地点が見えました。
今、連絡するべき人を思い出しました。
安心安全な環境で、私の宇宙の旅をナビゲートしてくれる師匠や、旅の仲間たちに出会うことができました。
そして、自分の潜在意識を旅することで、宇宙を見たし、地球を俯瞰したし、数々の過去生も見ることになったのです。
(もはやスピ苦手とか言っている場合ではなくなりました)
2021年、得られたもの
その結果、驚くべきスピードで新しいチャレンジを乗り越え、ふり返ればなんと遠くまで来たのだろうと思います。
まず、ムーチョさんというすばらしい講師を迎え、動画編集講座が誕生しました。
準備期間わずか3週間でのローンチでしたが、本講座は80%の成約率を記録することができました(70人中56人が参加)。
プロデューサーとしてこの講座をつくることで、私はかつて編集者としてさまざまなプロジェクトをプロデュースしてきたことを思い出しました。
東京でしかできないと思い込んでいた役割でしたが、コロナのおかげでオンライン化が一気に進み、やすやすとプロデュースできる環境が整ったのです。
また、講座づくりの真髄のようなものを、この動画編集講座を通じて体得することができました。
受講生が結果を出せる、満足度の高い講座のつくり方が、机上の空論ではなく、本当の意味で理解できたのです。
その後、オンラインイベントに4回も登壇させていただく機会をいただきました。
そのうち2回は、ローンチアワードというイベントで、春には2位、秋にはグランプリをいただくことができました。
残り2回はオンラインサミットで、私は初めて自分が主催する講座をもつというチャレンジをし、70名以上の受講生にビジネスブランディングや、ブランドの核となるトリプルコアの講義をさせていただきました。
今は本講座の真っ最中で、受講生たちのチャレンジを見守り、サポートを楽しんでいます。
もうひとりじゃない
途中、いつも上り坂だったわけではありません。
義母が亡くなったにもかかわらず、コロナで帰国を断念しなければなりませんでした。
とても思い入れがあり、成長を楽しみにしていたプロジェクトを、想定外のできごとから途中で手放さなくてはなりませんでした。
進もうとすると足を引っ張るエネルギーに出くわしたりもしました。
でも、気がつけば、たくさんの仲間やクライアントに囲まれていて。
誰かと一緒にいても、ずっとひとりぼっちだった。
なのに、自分を愛せなかった。
だから誰か代わりに愛してほしかった。
大人になっても抱えたままだったそんな空っぽの部分が、今は暖かいカラフルなもので満たされている感じ。
ずっと忘れ去られて泣いていた小さい自分が、ニコニコ笑っているのが見えます。
さあ、2022年は地上に降り立ち、撒いた種子が芽吹き、しっかりとした木になるまでていねいに育てていきます。
そう、来年の私のテーマは
「2022年、大地とつながる。」
秋には実りになるといいなあ。
そんな欲もあるけれど、何より過去の私のように自分を愛してこなかった人にその人だけの名前をつけ、愛と信頼の中に生きる心地よさを実感してもらえたらと思っています。
誰にでもできます。
「変わりたい!」
そう、大地が震えるほどに決めたなら、
本当になりたい自分=大好きな自分
として生きることができるようになれます。
ビジネスの話はそれから。
そのほうが、ずっと早く成果を手にすることができます。
はるか宇宙を旅してきた私が言うんだもの、まちがいないです(笑)
良いお年をお迎えくださいね。
来年また元気にお会いしましょう。
2021年、出会ったすべての人とできごとに愛と感謝を込めて
ブランドプロデューサー
小倉なおよ
