daisies

京都が好きになった話

え、京都はみんなが大好きな場所でしょう!?
って思うかもしれませんね。

でも私、28歳のときにただ「流れ」で起業して、経営に何の知識も覚悟もなかったとき、最初の関門が京都の取引先の方だったんです。

若気の至りもあって、あることで相手を怒らせてしまい、当時のビジネスパートナーと一緒に京都まで謝りに行ったのですが…

どんなに釈明しても、謝っても、全然許してくれない😆

で、私、最後にプツッと糸が切れて、変なところで男気を発揮して

「じゃあ、それこちらで買い取らせていただきます」

って言った途端、先方がコロッと態度を変えて…


ついさっきまで鬼の形相で、「絶対に許さない」感満載だったのに、ニコニコで請求書を書きはじめたオバさまの顔に、

京都の人、全然読めない。
マジこええええええ…!!!!

内心震えが上がったのでした😆


その晩、鴨川の近くの老舗おでん屋に入ったら…小さな店はカウンターだけで、隣は東京から来たカップル。

そのカップル、どうやらまだお付き合いとかはしてなくて、これからいい雰囲気に発展していきそうな…という感じだったんです。


で、男性が女性の前で自分が知っている京都の話をして、ちょっとええカッコしいになっていたら…

カウンターの内側にいる女将さんの機嫌がみるみる悪くなっていって…


男性「牛すじはありますか?」

女将さん「うちは牛すじなんか入れまへん。あんな出汁が汚れるもん入れるんは、関東ですやろ(バッサリ)」

※京都弁は想像です😆

カップル「……」


男性「がんもはありますか?」

女将さん「がんもはありまへん。うちんところは、『ひろうす』どす(バッサリ)」


男性は女将さんと話すたびに痛い目に遭い、女性もなんだか居づらそう…

というわけで、気まずくなったカップルが、そそくさとお会計して出ていこうとしたら…

今度は金額にビックリ!!!!!!!


(え、うちら、あの人たちの軽く2倍量は食べてるよね…)

相方と一瞬目を合わせて固まりました😆

ところが、カップルが出ていった後、なぜか私たちはその気難しい女将さんと意気投合することに成功😆

女将さんの女学生時代の写真を見せてもらったり、「せっかく京都に来たから食べていき」とおまけのネタをもらったり…


そしていざ運命のお会計…
私たちは、先のカップルの半額でしたとさ、ちゃんちゃん😆


そのときの私の心の声、

京都の人、マジこええええええ…!!!!!!


1日に2発、京都の洗礼を受け、「京都こええええ」と心のうちで叫んだ私は京都に嫌われたのか、その後20年くらい、なぜか「京都に滞在できない」期間がありました。

京都に泊まろうとすると、何かが起こって帰らなければならなくなるとか、体調崩して行けなくなるとか、そんな感じ。

大阪には滞在できるのに不思議だなあと思っておりました。


その後、京都出身の義父ができたり、昨年は帰国時に友人宅に泊まりに行ったり…
少しずつ京都との距離が縮まって…

先月、帰国した際、 今井 孝先生のアドバンスコースのメンバーと京都研修に行くことができました。

そして、修学旅行以来の連泊に成功😆


「研修」って名前がついてるけど、京都を楽しみ尽くしてきた1日でした😆

楽しすぎて、濃すぎて、でも体はあんまり疲れなくて。


神社仏閣や村上隆さんの京都オマージュの美術展に行ったり、老舗の扇子屋さんの2階にお邪魔して芸妓さん舞妓さんと遊んで、気づいたこと。

京都人の厳しさ、こだわりがあるからこそ、有形、無形の文化を守ってこられたのだなあと…


海外在住12年の私には、京都はまさに「外国」のようで、時空を超えて歴史の中にいられることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

帰ってからはNetflixで『舞妓さんちのまかいないさん』を見て、さらに京都にどっぷり。

ありがとう、京都❗️
また行くね😊

追記:
京都出身で仲のいい友人もおります。
すべての京都人を怖いと思っていたわけではないので、悪しからずご了承ください😊

着物をレンタルしての京都散策、とても新鮮で楽しかった❗️

いつもお世話になっている、ベストセラー作家の今井孝先生と

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